緑茶×生姜で冷え性予防【生姜緑茶】

緑茶×生姜で冷え性予防【生姜緑茶】 緑茶の楽しみ方

緑茶×生姜で冷え性予防【生姜緑茶】

緑茶×生姜で冷え性予防【生姜緑茶】

生姜緑茶とは?

生姜緑茶はその名の通り、緑茶に生姜を加えた飲み物で、生姜と緑茶両方の健康効果が期待できるとして、テレビでも度々取り上げられています。生姜は皮にも健康に良い成分が含まれているため、皮ごとすりおろしたものを、使うと良いとされています。

生姜緑茶の効果

ここからは、生姜緑茶の効果についてご紹介していきます。

冷え性予防

ショウガには辛味成分のジンゲロールという成分が含まれており、100℃以上でショウガを加熱すると、ジンゲロールはショウガオールという成分に変化します。ショウガオールには血管を広げて血行促進する作用があり、冷え性の改善に効果があると言われています。

インフルエンザ予防

ジンゲロールには殺菌作用があるため、インフルエンザ予防に効果があるとされています。同様に、緑茶に含まれるカテキンにも殺菌作用があり、インフルエンザの予防に効果があるといわれています。生姜緑茶はこれら2つの成分を、一緒にとれるためより効果的に、インフルエンザを予防することができます。

胃の調子を整える

胃の調子を整える

ジンゲロールは、胃を刺激することで胃の血行を促進し、胃液の分泌を促す作用があることから、胃の調子を整え食欲を、増進する効果があるといわれています。食事の際に生姜緑茶を一緒に飲むことで、胃もたれを予防する効果があるとされています。 

免疫力UP

緑茶に含まれるビタミンCには、血液中のヒスタミンを減少させる効果があります。ヒスタミンはアレルギー症状の原因となる物質で、ヒスタミンが減少すると、体内に侵入してきたウィルスを排除する白血球が活発に働き、免疫力がアップします。

ビタミンCは柑橘類にも含まれていますが、柑橘類に含まれるビタミンCが熱に弱いのに対し、緑茶に含まれるビタミンCは、熱を加えても壊れにくいという特徴があります。 

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血糖値の上昇を抑える

カテキンには、腸から糖が吸収されるのを抑制する効果があるため、血糖値の上昇を抑制する効果があり、 糖だけでなく脂肪の吸収も抑制する効果があります。加えて、カテキンには抗酸化作用もあるため、血管内の脂肪の酸化を抑制することで、動脈硬化の予防にも効果があると考えられています。

肥満を予防する

肥満を予防する

緑茶に含まれるカテキンやカフェインには、代謝を向上させる効果があり、代謝が活発になることで、体内の脂肪が燃焼しやすい状態になります。そのほか、カテキンには脂肪の吸収を抑制する効果もあるため、肥満の抑制に効果があるといわれています。

あくまでも、脂肪を燃焼しやすい状態にするというだけですので、過度な期待は禁物です。

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生姜緑茶の作り方

生姜緑茶の作り方

生姜緑茶の作り方は簡単で、一般的な手順で緑茶を淹れてすりおろしたショウガを加えるだけです。

用意するもの

  • 茶葉 2g
  • ショウガ 3g
  • お湯 80ml
  1. ショウガは皮ごとすりおろしておきます。
  2. 急須に用意した茶葉を入れ、約80℃のお湯を注いで60秒ほど浸出させます。
  3. 急須にすりおろしたショウガを入れ、緑茶の濃さが均等になるよう回し注ぎします。
  4. 緑茶とショウガを混ぜたら完成です。

新茶よりも番茶のほうがカテキンを多く含んでいるため、健康効果を期待して緑茶を飲む場合は、番茶がおすすめです。

胃の調子を整えたい場合は生の生姜を使用し、冷え性を改善したい場合は、加熱したショウガを使用しましょう。皮にも栄養が多く含まれていますので、ショウガをすりおろす際は、皮ごとすりおろしましょう。

飲み過ぎに注意

ショウガに含まれるジンゲロールには、胃の調子を整える作用がありますが、生姜緑茶を飲み過ぎると、必要以上に胃を刺激してしまい胃が痛くなることがあるため、飲み過ぎには注意が必要です。

緑茶にはカフェインも含まれているため、飲み過ぎると不眠やめまいなどの症状が出ることもありますので、こちらも注意が必要です。

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まとめ

  • 生姜の辛味成分であるジンゲロールを加熱するとショウガオールになる。
  • ショウガオールには、胃の調子を整える効果がある。
  • ジンゲロールには殺菌作用があるため、インフルエンザ予防に効果がある。
  • 緑茶に含まれるビタミンCは、免疫力をアップさせる効果がある。
  • カテキンには、血糖値の上昇を抑制する効果がある。
  • カテキンやカフェインは、代謝を活発にして体内の脂肪が燃えやすい状態にする効果がある。
  • 生姜緑茶を作る際は、皮ごとすりおろした生姜を使用する。
  • 生姜緑茶を飲み過ぎると、胃を痛めてしまう可能性があるほか、不眠やめまいなどの症状が出る場合もあるため注意が必要。 

生姜緑茶は簡単に作ることができる健康的な飲み物で、 インフルエンザを予防する効果や冷え性を予防する効果があるため、特に寒い時期にはおすすめです。胃もたれが心配な方も、生姜緑茶を1度試してみてはいかがでしょうか? 

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